【レビュー】まるで安全靴!KEENのヨギ(YOGUI)を実際に履いてみた感想★
クロッグサンダルとして一躍有名になったKEENのヨギをレビューしていきたいと思います。
とにかく素材が丈夫にできていて、一部の人からは「安全靴のようだ」と例えられるほどです。
そんなヨギの魅力をたっぷりと解説していきます。
先に結論だけいうと、オシャレ用としてはおすすめしないですが、それ以外の目的なら最適です!
- 川や海で遊ぶためのサンダルがほしい
- 「ちょっとそこまでお出かけ」用のサンダルがほしい
- クロックスでは物足りなくなってしまった人
こんな人におすすめのサンダルなので、ぜひ最後まで読んでヨギの魅力に浸ってみてください。
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KEENのヨギはこんな人におすすめ
- 川や海で遊ぶための安全なサンダルがほしい人
- 「ちょっとそこまでお出かけ」用のサンダルがほしい人
- クロックスでは物足りなくなってしまった人
冒頭では、上記のような人におすすめだとお伝えしました。
この内容について、もう少し補足していきます。
・川や海で遊ぶための安全なサンダルがほしい人

【引用】ELEPHANT SHOE
ヨギは「安全靴のようなサンダル」と評価されることもあるほど、丈夫な素材で作られています。
試しにヨギで自分の頭を殴ってみたら、つま先のあたりがクリティカルヒットして結構痛かったです(笑)
でも、それだけ頑丈だということが伝わってきました。
じつはこの「つま先」がKEEN誕生のきっかけになっていることはあまり知られていないんじゃないでしょうか。
創業者のマーティン・キーン氏が趣味のヨットを楽しんでいたとき、つま先をデッキにぶつけてケガをしてしまったらしいのですが、当時はつま先を安全に守ってくれるサンダルがありませんでした。そこから商品開発がはじまり今に至ります。
こういった背景があるので、その辺のサンダルよりも安全性に意識が向いているんですよ!
海や川でケガしないためにもぜひ使ってみてはどうでしょうか。
Soya
・「ちょっとそこまでお出かけ」用のサンダルがほしい人
コンビニやスーパー、ゴミ出しなどでサンダルを履く機会は多いと思います。
そういうときにおすすめなのが、ヨギのようなクロッグタイプのサンダルです。
クロッグタイプのサンダルは、足がスルッと入るので、両手を使わなくても着脱できます。
クロッグサンダルで有名なブランドにクロックスがありますが、デザインが子供っぽくて苦手という方もいるかもしれません。
大人でも堂々と使えるクロッグサンダルとしてヨギを使ってみてはどうでしょうか。
Soya
・クロックスでは物足りなくなってしまった人
「クロックスもいいんだけど、もっと良いのが欲しいな・・・」と考えるようになったらヨギを検討してみてください。
ヨギはクロックスの上級版のようなイメージです。
同じクロッグサンダルですが、クッション性や耐久性は雲泥の差なので、さらに機能性を求める人はぜひ!
今回紹介するヨギはこちら
今回の記事では、こちらのヨギをレビューしていきたいと思います。
ヨギアーツやヨギアーツフルではなく、「ヨギ」の名称で売られている製品です。
そのため、柄は使用されておらず、無地で使いやすいデザインになっています。
カラーバリエーションは、普通のブラックとマグネットブラックの2色です。
白やオリーブ色がほしい人は、現行モデルではなく、旧モデルを探してみるといいかもしれませんね。
Amazonなどの通販サイトには旧モデルが売られていることがあります。
Soya
横から見ると、かかとの厚みが伝わると思います。
この厚みのおかげで高いクッション性が実感できるんです。
靴の裏面には、曲線的な凹凸があります。
岩場など足元が悪い場所でも高いグリップ力を発揮してくれて滑りにくいです。
たまに小石が挟まってちょっと面倒ですが、その点を除けばとても優秀なアウトソールだと言っていいでしょう。
KEENのヨギを履いてみた!4種類のパンツでコーディネート
KEENのヨギを着用して全身の写真を撮りました。
4パターンのパンツと合わせているので、客観的にどんな風に見えるか確かめてみてください。
【1】ショートパンツ + ヨギ
ショートパンツとの相性は最高にいいと思います。
柄物でも無地でもどんなデザインでも大抵の場合は問題ないです。
ヨギを買ったらまずはショートパンツコーデから始めてみてください。
【2】スウェットパンツ + ヨギ
こちらはコンビニスタイルとして参考までに載せておきました。
クロッグタイプのサンダルは、とにかく着脱しやすいので「ちょっとそこまで」というときに便利です。
コンビニやスーパー、散歩用のサンダルを探している人にもおすすめしますよ!
【3】ダメージデニム + ヨギ
ブルーのダメージデニムと合わせてみましたが、相性はあまり良くないと思います。
ダメージデニムに合わせるなら、レザーの大人っぽいサンダルがおすすめですね。
ヨギはカジュアルでスポーティな印象が強いので、似たようなアイテムで合わせてみてください。
【4】濃紺デニム + ヨギ
こちらは定番の濃紺デニムです。
ヨギはダメージデニムよりもこういったノーマルなデニムの方が合わせやすいと思います。
【サイズ感】KEENのヨギは何cmを買えばいいの?
ヨギのサイズ選びで困っている方のために、自分の足とサンダルの比較画像をお見せしていきます。
僕は普段「26.5cm」を基準にしているので、ヨギは「26cm」を選びました。
結論からいえば、サイズはちょうど良かったです。
でも、僕はジャストサイズ気味で履くのが好きなので、ゆったり履きたい人はワンサイズ上も検討してみるのがいいかもしれません。
不安なら一度プライムワードローブで試着してから確かめてみた方がいいと思います。
自分の足を測定
まずは自分の足を測ってみます。およそ25.5cmでした。
つづいてKEENのヨギを計測してみます。
サイズは「26cm」ですが、アウトソールの長さは「29cm」ありました。
では、早速足を入れてみましょう!
つま先にはやや余裕がありますが、サイズを間違えたという印象はないです。
一番奥のギリギリまで足を突っ込むと、かかとに1cmぐらいの隙間が生まれます。
これぐらいの余裕は許容範囲内だと思うので、26cmを選んで正解でした。
念のためサンダルの高さと幅も載せておきます。高さは8cm、幅は10cmですね。
自分は甲高でも幅広でもないので、正確には分からないですが、ほかの方の口コミを見ていると、窮屈だという声も上がっていました。
甲高幅広に当てはまる方は、一度試着してからの購入をおすすめします。
KEENのサイズ表記
日本 | US | UK | EU |
---|---|---|---|
25cm | 7 | 6 | 39.5 |
26cm | 8 | 7 | 40.5 |
27cm | 9 | 8 | 42 |
28cm | 10 | 9 | 43 |
29cm | 11 | 10 | 44.5 |
30cm | 12 | 11 | 46 |
サイズ表記が海外仕様の場合もあるので、こちらに一覧表を載せておきます。
ヨギはサイズ展開が1cm刻みなので、ハーフサイズはありません。
また、USとUKは数字が似ていますが、微妙に違います。ここ注意ですね!
【気になるところ】KEENのヨギはここに注意
- コンビニ用として買うには価格がちょっと高い
- オシャレ用としては使いにくい
- 小石が挟まったり中に入ったりする
- キッズモデルがない
ヨギの気になるところをまとめてみました。
致命的な欠点ではないですが、人によってはちょっと気になるかもです。
1, コンビニ用として買うには価格がちょっと高い
ヨギは定価7,480円で販売されています。
コンビニなどのちょっとした外出のためだけに、この金額を払うのは悩ましいですよね。
一番の目的は海や川で使うことであり、普段はコンビニ用としても使う。これがベストだと思います。
2, オシャレ用としては使いにくい
ヨギはデザイン的にオシャレ用として使いにくいかなと思っています。
全体がゴツくてスマートさはありません。
やっぱりオシャレ用ならレザーサンダルがイチオシですね!
スポーツサンダルも相変わらず人気が続いています。
利用シーンに合わせて使い分けていきましょう!
3, 小石が挟まったり中に入ったりする
- 靴裏の凹凸部分に小石が挟まる
- アッパーに穴が空いているから小石が入る
ヨギの構造上、小石に悩まされることがあるかもしれません。
靴裏に挟まった小石が気になる方は、楊枝などで除去する必要があります。
4, キッズモデルがない
KEENのヨギには、キッズモデルがありません。
(もしあったらごめんなさい。探してみたけどどこにもなかったです・・・)
KEENのサンダルで親子おそろいコーデを楽しみたい人は、ニューポートというモデルがおすすめです。
【良いところ】KEENのヨギはここが素敵!細かいメリットを解説!
- フットベッドが優秀で足にフィットする(疲れにくい)
- 丈夫なのに柔軟性があってつま先が曲がりやすい(歩きやすい)
- 靴裏のグリップ力が高いから足場が悪くても安心(滑りにくい)
- プリント加工じゃないから表面が剥がれない(長持ちしやすい)
- 手入れや掃除がカンタン(洗いやすい)
つづいてヨギの良いところを解説していこうと思います。
丈夫で安全性が高いことについては冒頭で解説したのでここでは省きます。
1, フットベッドが優秀で足にフィットする(疲れにくい)
ヨギのフットベッドは、人間工学に基づいて設計されていて、人間の足にフィットするように作られています。
足裏とサンダルの間に余計な隙間が生まれないので疲れにくいということです。
サンダルって素足で履くものなので、フットベッドの機能性が履き心地にダイレクトに影響します。
コンビニやスーパーへ買い物に行く程度なら、履き心地を気にしないかもしれませんが、海や川で履くならここは重要ですよ!
フットベッドとは、足裏が触れる部分のことです。
2, 丈夫なのに柔軟性があってつま先が曲がりやすい(歩きやすい)
ヨギは丈夫な上に柔軟性も高いんです。
つま先部分がグニャッと曲がってくれるので、歩きやすさも考慮されています。
3, 靴裏のグリップ力が高いから足場が悪くても安心(滑りにくい)
この靴裏の凹凸がしっかり地面をグリップしてくれるので、水遊びの最中でも滑りにくくて安心です。
水遊び以外のシーンでも、雨の日は効果を発揮してくれますね。
とくに地面がツルツルの場所は、安いサンダルだと本当に滑りやすいです。
僕は雨の日のアーケード街で何度もコケそうになった経験があるので・・・笑
もしあの場でコケていたら周りの人にクスクス笑われて恥ずかしい思いをしていたと思います。
恥ずかしい思いをしたくない人は、ぜひサンダルのグリップ力にも意識を向けてみてください。
4, プリント加工じゃないから表面が剥がれない(長持ちしやすい)
ヨギに柄をプラスした「ヨギアーツ」や「ヨギアーツフル」は表面にプリント加工を施しています。
長く愛用していると、このプリント加工が剥がれてしまうことがあります。
プリントが剥がれると見た目が汚いので、買い換えたくなるかもしれません。
でも、通常モデルのヨギはプリント加工がされていないので、見た目のコンディションを維持しやすいです。
5, 手入れや掃除がカンタン(洗いやすい)
ヨギは合成樹脂のEVA素材を使っているため、汚れたらゴシゴシ洗っても大丈夫です。
公式サイトには「中性洗剤を使って水洗いし、自然乾燥させてください。」と記載されています。
シミができた場合は、スポンジやブラシを使いましょう!
【口コミ】ヨギを購入した人たちの感想
僕の感想だけではなく、ほかの人たちの意見もまとめてみました。
甲高が原因で低評価を付ける人がいる一方で、長年リピートしている愛用者もいることが分かります。
結局はサイズの問題なので、そこだけクリアすれば問題ないですね。
低評価の口コミ
甲高の人はやめたほうがいい!!
サイズは丁度良かったが、足のこうがキツく長い距離は歩けない!!家の近辺へ出る時だけ履いている!!
【引用】Amazon
この人は甲高が原因でヨギが窮屈に感じているみたいですね。
甲高の明確な基準が存在すれば、数字で表すことができるんですが、基準は存在しません。
だから、感覚で甲高なのかを判断する必要があります。
これまで靴を履いてきて、甲がきついなぁと感じたことがある人は慎重に購入するようにしましょう!
皮が剥けた
レビューを見て買えばよかった。サイズ的には問題ないが、やはり甲のところにあたり、擦れ、最後には皮が剥けた。痛い。
【引用】Amazon
この人は甲高によって、足の皮が剥けてしまったみたいですね。
でも、新品のサンダルで足の皮が剥けるのはよくあることなので、ヨギに限った話ではありません。
正規品ですか?
正規品ではないのかな?
側面keen の文字は黄色のはずが色ナシ
箱は立派ですが、クオリティ、サイズも正規品とは違う気がします。
適正価格以下は、信用できないという事でいい勉強になりました。【引用】Amazon
こちらは偽物を買ってしまった可能性がある人ですね。
定価と比較してあまりにも安いようであれば、気をつけた方がいいかもしれません。
100%の安心が欲しいなら、公式サイトで買うようにしましょう!
実際はAmazonの方が安く買える場合が多いですが・・・
高評価の口コミ
キーンのサンダル2足目です。このツッカケタイプが初めて(過去1足目はカカト帯有り)だったのですが、期待していた通りのサイズでした。甲の高い人にはこのサイズでは合わない(向かない)と思いますが、薄型細身の足に丁度合います。つま先はかなり広いので自由度もあり、申し分ありません。甲の部位でしっかりサンダルが固定されるので歩きやすいし、何より、素足を守ってくれる全体のフォルムが「安全靴のサンダル版」のように思い、諸々の歩行に気にせず歩くことが可能です。
【引用】Amazon
「安全靴のサンダル版」と評価しているこちらの方は、KEENの愛用者みたいですね。
甲高ではないのでサイズはバッチリとのこと。
3足目です。
リピーターです。
ボロボロになるま履けば10年は持つけど
5年ぐらいでソールがすり減るのでそんな感じで買い換えています。
ブラック→グラファイト→ブラックと買いました。
プリントはやっぱり剥げる
この方は3足目を購入しているリピーターのようです。
グラファイトというのは、ヨギアーツのモデル名を指しています。
細かいドット柄が表面にプリントされていますが、やはり使い込むと剥がれてくるみたいですね。
釣り友達が履いていて、歩き易くて長持ちする。と聞いて居たので買いました。
普段26,5センチの靴を履いてる人がヨギの27がピッタリだった。とのレビューを見て、自分も27を買ったらピッタリだった!
釣りといえば、足場が悪いところを歩くことが多いと思いますが、そんなときにもヨギが活躍すると書かれています。
機能性が低いサンダルだと滑ってケガをするかもしれないので、安い投資だと思ってヨギを選ぶのもいいんじゃないでしょうか。
ヨギとヨギアーツとヨギアーツフルの違い
モデル名 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|
ヨギ | グラフィックプリントがない | 約7,500円 |
ヨギアーツ | アッパー(足の甲)部分にグラフィックプリントを採用している | 約8,000円 |
ヨギアーツフル | 全面にグラフィックプリントを採用している | 約8,500円 |
ヨギシリーズには、大きく分けて3つのモデルがあります。
今回、僕が紹介しているのは普通のヨギ。グラフィックプリントがないので無地が好きな人におすすめですね。
柄物が好きな人は、ヨギアーツやヨギアーツフルをチェックしてみてください。
ヨギアーツ
ヨギアーツは、アッパー部分にだけ柄がプリントされています。
横から見ると、アウトソールとの境界線で色が分かれているので分かりやすいですね。
ヨギアーツフル
ヨギアーツフルは、全面にプリントを施しています。
横から見ると、ヨギアーツとの違いが分かるはずです。
まとめ
今回紹介したヨギは、デザインではなく、機能性や使い勝手の良さを重視している人向けのサンダルです。
日常的にクロックスのようなサンダルを使っている人なら、間違いなく気に入ると思います。
海や川だけじゃなく、日常の「ちょっとしたお出かけ」に便利なので、一足持っておくと重宝しますよ!
何度も買い換えるリピーターがいるぐらいなので、安心して購入してみてください。
ただし、甲高の人は一度プライムワードローブで試着することをおすすめします。