どうも、ファッションブログ『服男』管理人のSoyaです( ̄^ ̄)ゞ
今回はメンズの春服について解説していきます。
寒い冬から暖かい春に変わる時期は、気温差に悩まされるので、そこらへんの対策についても書きました。
マネしやすいコーディネート例19パターンも付いています。ぜひ参考にしてください。
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メンズの春服に対する考え方
まずは春のファッションに対する考え方からお伝えしていきます。
基本は秋と同じようなコーディネートで問題ありません。
昼も夜も寒い時期はライトアウターでしっかり防寒対策をして、昼と夜で気温差がある時期は体温調節がしやすいパーカーやカーディガンなどの羽織りものをベースに組み立てていくイメージです。
ナイロン系の服は、軽くて持ち運びしやすいので持っておくと重宝しますね。
また、冬に引き続きニットやコートなどを使うこともあると思いますが、柄と素材には十分に気をつけてください。
季節感を無視した服選びは、ときに周りの人に不快な思いをさせることもあります。
冬っぽい柄と素材については、次の項目で詳しく解説しています。
初心者には知っておいてほしい春服の対策
- 秋冬をイメージさせる柄や素材は使わない
- 体温調節がしやすい服装を心がける
- 金銭的に余裕がないときはライトアウターを買わない
では、春服を考える上で大事な対策を解説していきましょう。
いろんな考え方があると思いますが、ここで紹介するのは上の3つです。
順番に解説していきます。
【対策1】秋冬をイメージさせる柄や素材は使わない
冬と春の変わり目は、まだ寒さが残るのでついつい冬服をそのまま使いがちです。
でも、冬っぽい柄や素材は、ときに違和感を漂わせてしまいます。
例えば、下の2つの柄をご覧ください。
この2つは冬の代表的な柄で「ノルディック(左)」「フェアアイル(右)」といいます。
どちらも雪の結晶模様が使われていて、明らかに冬をイメージさせるデザインであることが分かるはずです。
一般的に冬は12月〜2月、春は3月〜5月で分類されるので、3月に入ったらこれらの柄物を使うのはできるだけ控えることをおすすめします。
地域によって温度差があるので一概には言えませんが、あくまでも目安として参考にしてください。
もしニットを使いたいなら無地か別の柄を選んで重ね着などで対応しましょう。
また、秋冬によく使われる素材は、下記のようなものです。
- ウール
- アクリル
- ツイード
- メルトン
- フランネル
- フリース
- コーデュロイ
素材は洋服の品質表示タグを見て判断できます。
日中の気温が少しでも暖かくなってきたと感じたら、これらの素材をできるだけ避けるようにしましょう。
【一覧】メンズの春服に使いたいトップスとアウター
- テーラードジャケット
- スプリングコート
- コーチジャケット
- ナイロン系のパーカー
今回のコーディネート例では、上のトップスとアウターを中心に紹介していきます。
みなさんがマネしやすい基本的な形ばかりですが、少しだけ中級者向けのコーディネートも混ぜておきました。
テーラードジャケットを使った春コーデ
- 袖丈や肩幅など細かいサイズ感に気をつける
- 首回りをスッキリさせるように意識する
- 光沢感に気をつける
テーラードジャケットを着用するときの注意点をまとめました。
【袖丈や肩幅など細かいサイズ感に気をつける】
最近はオーバーサイズが流行っている影響でダボっと着こなす人がいますが、初心者の人には絶対におすすめしません。
こういう着こなしは、ハッキリ言って人を選びます。「それっぽい雰囲気」がある人じゃないと似合わないし、一歩間違えるとめっちゃダサいので、やめておくのが無難です。
まずは自分のサイズをしっかり理解して、体にフィットしたものを選んでください。
【首回りをスッキリさせるように意識する】
テーラードジャケットにパーカーを合わせる人もいますが、個人的には反対です。
フードが首回りを邪魔して、モサっとした印象になります。これではジャケット特有の美しさが台無しですね。
【光沢感に気をつける】
光沢感が増せば増すほど、ビジネスや冠婚葬祭などで使われるスーツのイメージに近づきます。
逆に光沢感がなくなるほど、カジュアルに近づきます。
私服でスーツのジャケットを着ていると思われるのは恥ずかしいので、参考にしてください。
ボーダー柄をインナーに入れたシンプルなジャケットコーデ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- ジャケットスタイルをボーダー柄とスニーカーで崩している
- 硬くなりすぎないし、ラフすぎない
- スニーカーのデザインが上品で全体の雰囲気を邪魔していない
- 無難に使えるジャケットコーデなので覚えておこう
シンプルだけどおしゃれに見えるジャケットコーデ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- ジャケットとハットを使ったカジュアルすぎないコーディネート
- ひとつひとつのアイテムはシンプル
- 重ね着やサイズ感がおしゃれ
- 自分の体のサイズが分かっていればジャストサイズで着こなせる
- 赤のスニーカーに抵抗があるならワインレッドのような暗めの色に変えてもOK
モノトーンでまとめたジャケットコーデ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- 黒と白のみで統一
- ボーダー柄も同じ色を使えば統一感を残したまま柄物を取り入れられる
- シンプルな服装は女子ウケが良い
- ウォレットチェーンはマネしなくてもいい(女子ウケがあまり良くない)
ワークスタイルのジャケットコーデ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- ワーク系でまとめたジャケットコーデ
- ワーク系ならデニムと革靴で合わせるのが男っぽくてカッコいい
- ワーク系ジャケットはサイズ感が大きめなのでパンツをスッキリさせた方がスタイルがよく見える
全身ブラックのジャケットコーデ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- ジャケットとタートルネックの中級者向けコーデ
- 黒をベースにコーディネートするときは全体を暗めに統一するとカンタン
- 下手に明るい色を使うと、その色だけ浮いてしまうことがある
- もし柄物を足すなら黒をベースにしたものを選ぶ(チェックシャツやストール)
ダブルブレストのテーラードジャケットでハイセンスコーデ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- ダブルブレストのテーラードジャケットを使っている中級者向けコーデ
- ダブルブレストとは2列になっているボタンのこと
- 普通の人はあまり使わないので周りと差をつけたいときに効果的
- ダブルブレストはボタンを閉じるとおじさんっぽくなりやすいので開けた方がいい
暖色系ジャケットコーデ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- 暖色系をベースに上手く組み立てたジャケットコーデ
- 色使いが難しいので中級者向け
- パンツはユニクロ
- 必ず足元に黒を選んで全体を引き締めよう
スプリングコートを使った春コーデ
- 肩幅や袖丈を意識してジャストサイズを選ぶ
- 丈の長さは太ももの半分ぐらいを目安に選ぶ
- 暖色系は難しいので最初は寒色系を選ぶ
スプリングコートを選ぶときの注意点をまとめました。
サイズさえ意識すれば、それほど難しいものではありません。
テーラードジャケットの説明でもお伝えしましたが、オーバーサイズはやめておいた方がいいです。
ファッションを覚えたばかりの人がマネすると、服に着られているようにしか見えません。
最初は自分の体に合ったサイズを知ることが大事です。
スプリングコートは、春に使う薄いコートの総称です。
コートの種類を表すものではありません。
今から紹介するコーディネートには、コートの中でも一般的によく使われているステンカラーコートが登場します。
シャツのような襟の形が特徴です。
ネイビーのステンカラーコート x ストライプシャツ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- シャツと同じような襟の形をしているのがステンカラーコート
- 寒色系 + 茶系アイテム1点のお手本コーディネート
- 寒色系だけだと地味になりすぎる場合は茶系を1つだけ足してみる
ネイビーのステンカラーコート x ギンガムチェックシャツ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- ステンカラーコートにベージュのチノパンを合わせたコーディネート
- 寒色系 + 暖色系1つの方程式に当てはまっている
- コーディネートの幅を広げたいときにおすすめ
- パンツの色を変えるだけで見た目のイメージがガラッと変わる
オリーブ色のミリタリーコート
【ポイント解説】
- 当ブログの管理人のミリタリーコート
- 着用しているコートはレミレリーフ
- Tシャツはノンネイティブ
- 靴とキーリングはエンダースキーマ
- Tシャツの丈がちょっと長かったので軽くパンツインして長短のメリハリをつけてみた
ベージュのステンカラーコート

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- ダントンのワークコート
- インナーの白シャツが清潔感GOOD
- 個人的には革靴を合わせるのがおすすめ
コーチジャケットを使った春コーデ
コートジャケットは、とにかく清潔感を意識しましょう。
昔ストリートファッションで流行ったようなダボっとした着こなしは今風ではないですね。
スラックスや革靴などの大人っぽい服と合わせてあげるのがいいと思います。
コーチジャケット x グレーのニット

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- 肌寒さが残る3月に使えそうなコーディネート
- コーチジャケットをここまでキレイに着こなすのはすごい
- 寒色系コーデは初心者でもマネしやすい
- マフラーの使い方を参考にしてほしい
- マフラーが無いと地味コーデになるから注意
グレーのコーチジャケット

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- コーチジャケットの寒色系コーデ
- 短めの丈でスッキリ着こなしていてGOOD
- 地味だなぁと思うならインナーにプリントや柄物を使う
- 靴下を変えてアクセントをつけるのもアリ
柄物コーチジャケット

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- おじさんっぽいコーチジャケットを上手く取り入れている
- キレイなスラックスのおかげでおじさんっぽさを払拭
- インナーとパンツの色を統一するとコーディネートに奥行きが出る
ベージュのコーチジャケット

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- ベージュと黒は相性がいい
- チェックパンツで柄物を取り入れている
- 全体的にキレイな印象を受ける
ナイロン系のパーカーを使った春コーデ
ナイロン系のパーカーは、ラフな印象が強い洋服です。
だから、その点をカバーするためにスラックスや革靴などを合わせてみましょう。
寒色系だけでまとめたパーカーコーデ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- 青 x 白 x 黒の3色を組み合わせた寒色系コーデ
- この色の組み合わせは誰でもマネしやすい
- 清潔感があって女子ウケ良さそう
ナイロンパーカー x シャツ x スラックス

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- ナイロンパーカーのコーディネートなのにすごく爽やかな印象
- 寒色系で統一されている
- パンツの丈がちょうどよく、足首が見えている
オリーブ色のナイロンパーカー

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- 寒色系コーデに飽きてきたらオリーブ色もおすすめ
- 白シャツとスラックスで清潔感をプラス
- 革靴で大人っぽさをプラス
- ラフだけどキレイなコーディネートに仕上がっている
白のナイロンパーカーでモノトーンコーデ

【引用】WEAR
【ポイント解説】
- モノトーンでまとめたコーディネート
- 白のナイロンパーカーはあまり使う人がいないから個性を出せる
まとめ
今回はメンズの春服について解説しました。
冬っぽい柄と素材は春になると違和感を感じる場合があるので、まずはここから意識してみましょう。
基本となる寒色系を軸に組み立てていけば、誰でもカンタンにおしゃれなコーディネートが作れるようになります。
もし、どうしても1人で解決できないときは、人の手を借りるのもアリです。
コーディネートの手助けをしてくれるファッションサービスを別の記事にまとめているので、そちらもぜひ参考にしてみてください。