Soya
今回のテーマは、夏服!!
夏は暑さのせいで、おしゃれしたい気持ちよりも、手抜きしたい気持ちが上回りますよね。
だから、ついつい「Tシャツ + デニム」「Tシャツ + 短パン」のようなコーディネートに頼りがちです。
おしゃれより手軽さを優先するなら、別にそれでも構いません。
でも、おしゃれをしたい気持ちがあるなら、ワンパターンコーデから抜け出す努力をした方がいいと思います。
では、どうやってワンパターンコーデから抜け出すのか。
その考え方や方法について解説していきます。
コーディネートを13パターン載せているので、ぜひそちらも参考にしてください。
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ワンパターンな夏服から抜け出すには?
- 違うタイプの服やパンツを買う
- 普段は使わない色を着る
- 無地と柄物を使い分ける
ワンパターンな夏服から抜け出すための方法を解説します。
【方法1】違うタイプの服やパンツを買う
トップス | Tシャツ ポケットTシャツ ヘンリーネック 半袖ボタンシャツ オープンカラーシャツ ポロシャツ |
---|---|
パンツ | デニムパンツ 黒い細めのパンツ カーゴパンツ 柄物のパンツ スラックス ハーフパンツ(無地) ハーフパンツ(柄) |
靴 | 革靴 スニーカー サンダル |
上の表に服の種類をざっくりまとめました。
じつは夏に着れる服だけでもこんなにいろんな種類があります。
ワンパターンな服装になってしまう原因は、同じような服ばかり買っているからです。
だから、ワンパターンから抜け出すためにはその逆を実行しましょう。
例えば、
・Tシャツばかり着ているからオープンカラーシャツを買う
・デニムパンツばっかり履いているから柄物やスラックスを買う
という風にいつもと違うものを選ぶように意識してみてください。
また、Tシャツを買うにしても、
・無地Tシャツ
・ポケットTシャツ
・ヘンリーネック
など、いろいろパターンを変えられるはずです。
ひとつひとつ違う種類の服を選ぶようにすると、簡単にバリエーションが増えていきますよ。
【方法2】普段は使わない色を着る
夏は普段使わないような明るい色を着てみるのもいいと思います。
例えば、赤や黄色、オレンジ、ピンクといった暖色系はどうでしょうか。
夏は明るい色を使っても主張が強くなりすぎる心配がありません。
その理由は、長袖よりも半袖の方が布面積が小さいからです。
だから、春・秋・冬よりも明るい色にチャレンジしやすいと思います。
【方法3】無地と柄を使い分ける
- チェック
- ボーダー
- ストライプ
- ドット
- 花柄
- アロハ など
メンズの夏服はバリエーションが少ないです。
だから、無地と柄物を使い分けて変わり映えするコーディネートを作ります。
服の色を変えるだけでは変わり映えしない場合があるので、そういうときに柄物を使うのがおすすめです。
夏は柄物を使っても主張が強くなりすぎません。
その理由は、1つ前の項目でお伝えした内容と同じです。
長袖よりも半袖の方が布面積が小さいから、明るい色や柄物を取り入れやすいんです。
ぜひ夏を利用して、柄物にチャレンジしてみましょう。
【夏のコーディネート】組み合わせを13パターン紹介!
- Tシャツ+デニムパンツ+革靴
- Tシャツ+スラックス+革靴
- ヘンリーネックTシャツ+ハーフパンツ+サンダル
- オープンカラーシャツ+デニムパンツ+革靴
- オープンカラーシャツ+スラックス+革靴
- オープンカラーシャツ+スラックス+サンダル
- オープンカラーシャツ+ハーフパンツ+革靴
- 柄物オープンカラーシャツ+スラックス+革靴
- 柄物シャツ+スラックス+サンダル
- 柄物オープンカラーシャツ++ハーフパンツ+スニーカー
- ポロシャツ+スラックス+スニーカー
- ボーダーポロシャツ+チノパン+革靴
- ポロシャツ+柄物パンツ+スニーカー
夏の参考コーディネートとして、13パターンの組み合わせを紹介します。
もちろん、これ以外にもたくさんありますが、まずはオーソドックスな組み合わせからチャレンジしてみましょう。
オープンカラーシャツと半袖シャツは似たような使い方になるので、同一のものとして捉えてください。
【パターン1】Tシャツ+デニムパンツ+革靴
もしTシャツとデニムパンツで合わせるなら、せめて足元は革靴を選びたいですね。
これだけで大人っぽい印象にグッと近づきます。
スエードのローファーは、初心者の方でも割と抵抗なく履けると思います。
【パターン2】Tシャツ+スラックス+革靴
さきほどと同じTシャツコーデですが、「デニムパンツ」から「スラックス」に変更しています。
スラックスの色は、黒やグレーが一般的ですね。
でも、季節によって生地の厚みが違うので、夏用のスラックスを選ぶようにしてください。
夏場に冬用のスラックスを履くと、見た目の違和感があるし、何よりも暑いです(笑)
スラックスに抵抗感があるなら、黒くて細身のパンツでもかまいませんよ。
【パターン3】ヘンリーネックTシャツ+ハーフパンツ+サンダル
ヘンリーネックとは、首のところに2つぐらいボタンが付いているデザインのことです。
完全な無地Tシャツだと地味な印象を与えやすいですが、ヘンリーネックならその点をカバーできます。
胸ポケットが付いていると、さらに装飾性が増していいですね。
無地Tシャツだけで出かける勇気がない人は、試してみてください。
【パターン4】オープンカラーシャツ+デニムパンツ+革靴

【引用】WEAR
無地のオープンカラーシャツをデニムパンツと合わせています。
とてもシンプルですが、夏場によく見かける人気のコーディネートです。
Tシャツコーデに飽きてしまった人は、まずオープンカラーシャツを買ってみてください。
【パターン5】オープンカラーシャツ+スラックス+革靴
オープンカラーシャツをスラックスで合わせました。
大人っぽいスタイルを作りたいときにおすすめです。
着用しているシャツは、ジャストサイズですが、もう少しゆったりめのサイズを選んでもかまいません。
【パターン6】オープンカラーシャツ+スラックス+サンダル

【引用】WEAR
シャツとスラックスと革靴の組み合わせは、固すぎる印象を与えるときもあります。
そういうときは、あえて足元をサンダルに変えて、カジュアル感をプラスしましょう。
ただし、クロックスのようなラフすぎるサンダルはNGです。
全体の雰囲気を壊してしまう可能性があります。
一番おすすめは黒のレザーサンダルですね。これさえあれば、夏のサンダルコーデはマスターしたようなものです。
【パターン7】オープンカラーシャツ+ハーフパンツ+革靴

【引用】WEAR
オープンカラーシャツとハーフパンツを組み合わせるとラフな印象になりやすいです。
だから、こういうときはサンダルではなく、革靴でバランスを取りましょう。
上の画像のように全体を黒で統一するのもアリですが、中級者向けなので無理をしない方がいいかもしれません。
【パターン8】柄物オープンカラーシャツ+スラックス+革靴
オープンカラーシャツにバリエーションを持たせるなら、柄物を持っておくのもいいですね。
無地と柄を使い分けて、コーディネートの幅を広げましょう。
ただし、柄物がまったく似合わない人もこの世には存在します。
丸っこい顔立ち、可愛らしい顔立ち、キャラクター顔など、日本人らしい顔立ちの人には似合わない可能性があります。
逆に鼻が高い、彫りが深い、大人っぽい顔立ちの人は、積極的に柄物を使ってみましょう。
【パターン9】柄物シャツ+スラックス+サンダル

【引用】WEAR
柄物シャツを上手く使いこなしたコーディネートのお手本です。
全体を黒っぽくまとめて統一感を出していますね。
シャツのサイズ感もゆったりめで、細身のパンツとよくマッチしています。
【パターン10】柄物オープンカラーシャツ+ハーフパンツ+スニーカー

【引用】WEAR
柄物の中でも比較的に使いやすいのがストライプです。
体型のカバーにも使えるし、意外と誰でも似合うのでおすすめです。
【パターン11】ポロシャツ+スラックス+スニーカー

【引用】WEAR
ゆったりめのポロシャツを絶妙なサイズ感で合わせたコーディネート。
ポロシャツはシンプルなデザインが多いですが、エリやボタンが付いているので地味はなりすぎることはありません。
普通のTシャツに飽きてきたときにぜひ。
【パターン12】ボーダーポロシャツ+チノパン+革靴
ポロシャツに柄をプラスするなら、ボーダーが一般的です。
でも、ボーダーの性質上、横幅が大きく見えてしまうので、体型が気になる人にはおすすめしません。
体型が気になる人は、ストライプ柄を選んでみましょう。
【パターン13】ポロシャツ+柄物パンツ+スニーカー
ポロシャツは無地のデザインが多いので、柄物のパンツを合わせるのも効果的です。
これならポロシャツの色を変えるだけで、何パターンかコーディネートが完成しますね。
夏だからこそ使いたいおすすめアイテム3つ
- オープンカラーシャツ
- 柄物ハーフパンツ
- 肌の露出が少ない黒のレザーサンダル
ファッションというのは、それぞれの季節に合わせて変えていくものですよね。
Tシャツやデニムパンツは一年中使えますが、中には「その季節にしか着れない(履けない)もの」があります。
夏だったら上の3つを押さえておくといいですね。
持っておけばコーディネートの幅が広がります。
・オープンカラーシャツ
オープンカラーシャツとは、見てのとおり襟が開いているシャツのことです。
「カラー(collar)」は「色」ではなく「襟」という意味で、日本語では開襟シャツ(かいきんシャツ)とも呼ばれます。
なぜオープンカラーシャツをおすすめするかというと、
・夏の季節感を演出できる
・涼しい
・首元のVラインが上品
ラフなのに上品というところがポイントですね。
無地と柄物で2枚持っておくと、見た目がガラッと変わるのでワンパターンな印象にはなりません。
- ボウリング選手が着用する「ボウリングシャツ」
- ハワイの名産品「アロハシャツ」
- 熱帯地域の兵士が着ている「トロピカルシャツ」
- キューバで生まれた「キューバシャツ」
- 50年代に流行した「50’sシャツ」
・柄物ハーフパンツ
柄物ハーフパンツは、無地のTシャツと合わせられるので、簡単に着回しできます。
しかも無地Tって安いですよね。
夏は汗をかいて着替える回数も増えるので、安価な無地Tが活躍します。
柄物に抵抗がある人もいるかもしれませんが、ハーフパンツは布面積が小さいので「主張が強すぎない」という特徴もあります。
意外と使いやすいので、ぜひチャレンジしてみてください。
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・肌の露出が少ない黒のレザーサンダル
夏の代名詞とも言えるファッションアイテムが「サンダル」です。
でも、サンダルは一歩間違えると子供っぽく見えてカッコ悪い・・・
そこでおすすめしたいのが黒のレザーサンダル。
肌の露出が少ないデザインだと、なおさら大人っぽく見えます。
例えば、人気サンダルブランド・ビルケンシュトックのチューリッヒなんて最高ですね。※上の画像を参照
足の甲を大きく包み込むようなデザインがめっちゃおしゃれです。
僕が実際に使っているのは、同モデルの茶色ですが、黒も買おうと思っています。
チューリッヒのレビュー記事も書いているので、よかったら参考にしてください。
夏だけど使いたくないNGアイテム
- タンクトップ(またはノースリーブ)
- 半袖パーカー
- サマーニット
さっきとは逆で「使いたくないアイテム」も3つ紹介しておきます。
ファッションは自由なので完全否定はしませんが、使わない方が無難だと思うものをセレクトしました。
夏服のバリエーションを増やそうと意識しすぎて、失敗するパターンもあるので気をつけてください。
では、上の3つを選んだ理由について解説します。
・タンクトップ(またはノースリーブ)
- カッコよく見えない
- 脇毛が丸見えで汚く見える
- 1枚で着れない
- 流行っていない
- 女子ウケが悪い
- 細身の人は似合わない
- マッチョな人はヤンキーっぽく見える
タンクトップを着ることは、かなりリスクが大きいです。本当にやめた方がいいと思います。
昔のストリート雑誌では、着用している人をよく見かけましたが、今ではさっぱり見かけません。
それぐらい流行ってないんです。
インナーなら大丈夫だと思う人もいるかもしれませんが、ブラジャーの肩ひもが浮き出ているように見える場合があるので、よく鏡を見て確認した方がいいと思います。
・半袖パーカー
- とにかく子供っぽい
- 流行っていない
- カッコよく見えない
半袖パーカーは、子供っぽさが全面に出る難しいアイテムです。
正直、僕もカッコよく着こなせる自信がありません(笑)
長袖パーカーでさえ子供っぽく見えるのに、半袖となるとかなりキツい印象です。
初心者の人は、絶対に手を出さないことをおすすめします。
・サマーニット
- 着てもいいけど別に無くても困らない
- 需要が少ないから売られている商品自体が少ない
サマーニットは、タンクトップや半袖パーカーとは、ちょっと立ち位置が違います。
デザインによっては大人っぽいし、服のバリエーションが増えるので、あんまり否定するつもりはありません。
でも、あえて買う必要はないかなというイメージです。
そもそも需要が少ないので、お店で目にする機会も少ないんじゃないでしょうか。
金額的にもTシャツと比べれば高めなので、初心者の方は手を出さなくてもいいと思います。
腕時計・アクセサリー・帽子で地味さをカバーしよう!
夏服の弱点は、重ね着できないから地味になりやすいことです。
柄物を使えば地味さはカバーできますが、柄物が苦手な人もいます。
そういうときは、ぜひ腕時計やアクセサリー、帽子などを使ってみましょう。
とくに手首周りは重要です。夏は半袖なので、手首周りが寂しくなりますからね。
では、どのようなものを付ければいいのか、解説していきます。
まずは腕時計
ファッション初心者の人でも抵抗感なく身につけやすいのは腕時計だと思います。
おしゃれだけじゃなく「道具」としての意味合いもあるので、アクセサリーを付けない男性でも手を伸ばしやすいですよね。
下記の表に腕時計の種類をざっくり分類したので、ご覧ください。
種類 | |
---|---|
ムーブメント (心臓部分) |
自動巻き(高級) 手巻き(少ない) クオーツ式(電池式) |
ベルト | ステンレス レザー ナイロン ラバー |
まずは手頃な値段で買えるクオーツ式(電池式)腕時計からチャレンジしてみてはどうでしょうか。
例えば、有名なブランドでいうと、G-SHOCKやダニエルウェリントンなどが該当します。
2万円あれば十分にカッコいいものを買えるし、1万円以下でも安っぽく見えない時計はたくさんあります。
一方で自動巻きの腕時計は、どれも高級です。
職人さんが1つずつ部品を組み立てているので、とにかく手間がかかっています。
例えば、みなさんが知っているロレックスの定番モデルも自動巻きですね。
ベルトに使われているステンレスも、一般的な腕時計よりも丈夫で高価です。
手巻き時計は、上の2つと比べて商品が少ないので、あまり見る機会がないかもしれません。とりあえずスルーしておいてOKです。
こんな風に腕時計にもいろいろな種類があります。
初めて買う人は、選び方が分からないと思うので、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。
⇒腕時計の選び方はこちら(準備中)
アクセサリーを付けるなら1つまで
- ブレスレット
- 指輪
- ネックレス
男性はアクセサリーの取り扱いに注意しないといけません。
なぜなら男がジャラジャラとアクセサリーを身につけるのは、女性からあまり好かれない傾向にあるからです。
だから、腕時計以外のアクセサリーは、1つまでにしておくといいでしょう。
例えば、「腕時計と指輪」とか「左に腕時計、右にブレスレット」とか。こんなイメージです。
ちなみにマイナビウーマンのアンケートでは、69.3%の人が男性のアクセサリーを「嫌い」と回答しています。
「チャラく見える」「ジャラジャラ付けていると暑苦しい」という意見が多いですね。
でも、1つだけならOKという意見もあるので、手首周りが寂しくなる夏場は、チャレンジしてみるのもいいと思います。
アクセサリーの選び方は、後日、別の記事にまとめます
⇒アクセサリーの選び方はこちら(準備中)
似合うなら帽子にもチャレンジしてみよう
- キャップ
- ニット帽
- ハット など
帽子は似合うなら使ってみればいいけど、似合わないなら無理に使わなくていいと思います。
僕の場合は、キャップやニット帽が似合うんですが、ハットは似合いません。
だから、まずは自分に何が似合うのかを知ることから始めてみましょう。
帽子の選び方も後日、別の記事にまとめます。
⇒帽子の選び方はこちら(準備中)
まとめ
夏服のワンパターンコーデから抜け出すポイントを最後にもう一度おさらいしましょう。
- 違うタイプの服やパンツを買う
- 普段は使わない色を着る
- 無地と柄物を使い分ける
人間は「変化」よりも「同じ」であることに安心感を覚える習性があるので、似たような服を選びがちです。
失敗したくない気持ちもよく分かります。
でも、おしゃれを目指すなら一歩踏み出して、違ったタイプの服に手を出してみるのが大事です。
夏は柄物や明るい色を使いやすい時期なので、いつもと違う自分に出会えるかもしれませんよ。